日本は年間100万トン~150万トンの廃プラスチックを中国に輸出してきました。
中国の輸入禁止により、国内の廃プラスチックは行き場をなくしました。
国内でのリサイクル、焼却処理、埋立処理は危機的状況です。
中間処理業者の約4割が廃プラスチックの受入制限を実施、または検討中です。
このままでは、廃プラスチックは処理されずにそこらじゅうに散乱し、廃棄物処理は当たり前のことではなくなってしまいます。
リサイクルシステムの確立、リデュース(ゴミの減量)への取組と合わせて、発生場所での廃プラスチック処理が必要(ON-SITE処理)です。
工場や事業所から排出される廃プラスチックを発生場所で分解処理します。
廃プラスチックを安全なガスにして大気に放出します。
プラスチック成分ごとの分別は不要です。
プラスチックに含まれる金属や無機物も回収可能です。